ぎっくり腰や寝違えなど急性の痛みの対処法
ぎっくり腰や寝違えなどの急性の痛みに襲われた場合は、まず安静にし、アイシングを行います。
原因が何であれ痛みがあるということは、患部に炎症が起きているということですので、むやみに動かすと症状を悪化させてしまう恐れがあります。まずは安静にし、冷やしていただくと効果的ですので、以下の要領でアイシングを行ってください。
1、氷のう(なければビニール袋など)に、製氷皿で作った氷を10個ほど入れ、氷が浸るくらい水を入れたら空気を抜いてふたを閉じます。
2、1で作った氷のうで、痛みのある所を冷やします。その際、肌に直接氷のうを当てずに、タオルなどを一枚間にかませてください。
3、2の状態で15分程度冷やします。最初の3分間はつらく感じますが、それを過ぎれば感覚がなくなりますので、がんばって15分冷やし続けて下さい。
4、3の後、2時間空けてまた同様に冷やしてください。繰り返すことにより、より炎症を抑え回復をはやめます。
※注意点
アイシングは必ず氷水で行ってください。
保冷剤やアイスノンなどを使うと凍傷になる恐れがあります。
一般的な症状の場合、安静にしアイシングを行うことにより2,3日で症状は改善します。しかし、ぎっくり腰や寝違えを引き起こした原因がそのままでは、再発する可能性が高く、原因に応じた予防とメンテナンスが必要です。
当院では、お一人お一人のお体の状態や生活習慣に合わせた最適なアドバイスをさせていただきますので、お気軽にご相談ください。